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大悲観音ドゥグナル・ランドル・ドゥプチェン

ロンチェン・ニンティクの宝蔵の、大悲観音ドゥグナル・ランドルの成就法に基づくドゥプチェン

パトゥル・リンポチェはロンチェン・ニンティクの一連の伝授を、主にキャブジェ・ドゥクパ・リンポチェから授かりました。

ドゥグナル

それはどのようにして始まったのでしょう。

最初の大悲観音ドゥグナル・ランドル・ドゥプチェンは2019年のゴールデン・ウィークに日本(千葉県市原市)で行われました。 ゾクチェン・ラニャク・パトゥル・リンポチェが導師を務め、ロプン・ツェリン・ゴンポが補佐されました。
パトゥル・リンポチェは、将来、定期的にドゥグナル・ランドル・ドゥプチェンを開催したい、とおっしゃっています。

これはどういうドゥプチェンなのでしょう。

ドゥグナル・ランドル(苦しみから自ずと解放される)ドゥプチェンのリトリートは慈悲の仏である観音菩薩に関するドゥプチェンです。

すべての加持の源である、このドゥプチェンを日本で開催することができました。 ラマ・イダム・ダーキニーという三根本からいうと、ドゥグナル・ランドルは、秘密の側面のラマの成就法に属しています。 ドゥグナル・ランドルは、法身では阿弥陀仏、報身では観音菩薩、変化身(応身・化身)ではグル・パドマサンバヴァ(グル・リンポチェ)です。 三根本についていえば、加持の源がラマ(師・グル)で、成就の源がイダム(守護してくださる本尊)、仏業(悟った存在の行為)の源がダーキニー(カンドー) です。 その意味で、2019年には、まず、内なるラマのお加持であるリンジン・ドゥパのドゥプチェンがダルマ・シティで行われ、次に、秘密のラマのお加持であるドゥグナル・ランドルのドゥプチェンが日本で開催されたことになります。

このような深遠な成就法に従って瞑想するとき、私たちの瞑想はより深く深遠になり、より効果的に心に利益がもたらされます。

この7日間のリトリート中、修行者はドゥグナル・ランドルの成就法を途切れなく行い、ツォクを捧げ、祈願文と真言を唱えます。 真言念誦は交代で行われるため、自分の番でないときには休息を取ることができます。

このドゥプチェンが行われた日本の会場は、シェラプ・ゲツェ・リンと呼ばれ、チベット人から観音菩薩の化身とみなされている、ダライ・ラマ法王によって加持された場所でした。

2019年、ラニャク・パトゥル・リンポチェ

どのように修行するかを学ぶ

パトゥル・リンポチェは、ドゥプチェンの成就法のすべての側面を、西洋人に対して何年も何年も説き続けていらっしゃる最初の導師です。 パトゥル・リンポチェが金剛阿闍梨を務められ、時にロプン・ツェリン・ゴンポがその補佐をされますが、経頭(ウンゼ)、楽器、儀軌役(チューポン)、トルマ作りなど、ドゥプチェンに必要な他の全てのことはリンポチェの弟子たちが担当します。

歴史

現在までにドゥグナル・ランドル・ドゥプチェンが開催された場所

・シェラプ・ゲツェ・リン(日本、千葉県)において、2019年4月26日から5月6日まで

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